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ろうこく |
【漏刻】 【漏剋】 ◇[英]clepsydra ○[歴]昔の水時計(water clock)の一種。 漏壺(ロウコ)と呼ぶ底に穴のある器に水を入れて漏箭(ロウセン)を 浮かせ、水が少しづつ漏(モ)れ落ちる水位の変化を漏箭で表し て時刻を示す装置。 「るこく(漏刻)」とも呼ぶ。 |
ろうざしき《らうざしき》 |
【牢座敷】 ○(1)[歴]⇒あがりざしき(揚がり座敷,揚座敷) ○(2)[古]⇒ざしきろう(座敷牢)(1) |
ろうざん《らうざん》 |
【狼山】 ◇[中]Lang Shan ○[地]中国北部、内モンゴル自治区(Neimenggu Zizhiqu)西部 の山脈。東西約300キロメートル、南北5〜30キロメートル、 標高1,500〜2,200メートル。最高峰は呼和巴什格([英]Bashi Ge Peak)2,364メートル。 陰山山脈(Yinshan Shanmai)の西端を形成。 「狼山山脈(狼山山脉)」とも呼ぶ。 参照⇒いんざんさんみゃく(陰山山脈) ------- 【労山】 ◇[中]Laoshan ○(1)[地]中国東部、山東省(Shandong Sheng)(サントウショウ)南東部、 青島市(Qingdao Shi)(チンタオシ)東部の労山区(Laoshan Qu)にある 山。標高1,130メートル。 太清宮(タイセイキュウ)風景区に含まれる。 ◎「労」は正しくは「(「山」偏+「勞」)」。 ○(2)(Laoshan qu)⇒ろうざんく(労山区) |
ろうざんく《らうざんく》 |
【労山区】 ◇[中]Laoshan Qu ○中国東部、山東省(Shandong Sheng)(サントウショウ)南東部、青島 市(Qingdao Shi)(チンタオシ)東部の区。 〈面積〉 389.34平方キロメートル。 〈人口〉 2001(平成13)19万人。 ◎1988.11.17(昭和63)労山県から青島市労山区となる。 |
ろうざんさんみゃく《らうざんさんみやく》 |
【狼山山脈】 【狼山山脉】 ◇[中]Lang Shan ○[地]⇒ろうざん(狼山) |
ろうし《らうし》 |
【老子】 ◇[中]Laozi、[英]Lao-tse/Lao-tzu ○(1)[人](多分に伝説的な)中国、春秋戦国時代の思想家・道 家(ドウカ)の祖(BC. 406〜BC. 531)。姓は李(Li)(リ)、名は耳(Er) (ジ)、字(アザナ)はタン(「耳」偏+「冉」)(Dan)。一説に字は伯陽 (Boyang)(ハクヨウ)、諡(オクリナ)がタン。楚(Chu)(ソ)の苦県(Ku Xian) (コケン)厲郷(Li Xiang)曲仁里(Quren Li)(河南省鹿邑県)の人。 周(Zhou)(シュウ)に仕えて守蔵室(図書館)の史(書記官)になっ たといわれる。周室の衰えを嘆いて隠棲(インセイ)を志し、西方の 関(函谷関または散関)を過ぎようとした時、関守の尹喜(Yin Xi)(イン・キ)に請われて、『老子』二巻を著したという。 荘子(Zhuangzi)(ソウシ)がその学を継承し、「老荘(Lao-zhuang) (ロウソウ)」と併称される。 ◎生れながらの白髪という。 孔子に隠の道を教えた隠君子(yinjunzi)(インクンシ)ともいう。 唐の高宗(Gao Zong)からは「玄元皇帝(Xuanyuan Huangdi)(玄 玄皇帝)」の尊号を贈られた。 また、神格化して「太上老君(タイジョウロウクン)」とも呼ぶ。 ◎孔子問礼於老子:孔子、老子に礼を問(ト)ふ。 ○(2)老子の著書と伝えられる道家の経典。二巻、八十一章。 約5千字。 無為自然(ムイシゼン)の道を説く。 上編が道、下編が徳の字で始まるので『道徳経』・『老子道 徳経』とも呼ぶ。 ◎編纂は孟子以後の手に成る部分が少なくないと考えられるが、 前漢初には現行本に近いものが成立し、後漢末に道教が成立し ている。 ◎「おいご(老子)」とも読む。 |
ろうしどうとくきょう《らうしだうとくきやう》 |
【老子道徳経】 ○⇒ろうし(老子)(2) |
ろうしょうふじょう《らうせうふぢやう》 |
【老少不定】 ○[仏]死は老若に関係なく訪れること。 ◎「少」は「若い」こと。 |
ろうじつ《らふじつ》 |
【臘日】 ◇[中]lari ○[暦]一年の最終の日。おおみそか(大晦日)。 参照⇒ろうげつ(臘月) |
ろうじゅう《らうじゆう》 |
【郎従】 ○(1)家来(ケライ)・従者。 ○(2)武家に使われ、その主人の一族でもなく、所領を持たな い者。 参照⇒けにん(家人) |
ろうじんかん《らうじんくわん》 |
【老人環】 ◇[英]senile ring、[学]arcus senilis ○[医]加齢によって角膜周辺部に白い環ができる角膜環(arcus corneae)の一種。 血液中の脂質が角膜周辺部の実質に沈着したもの。 視力低下などの症状はない。 おおよそ40歳以下では「若年環(arcus juvenilis)」と呼ぶ。 参照⇒じゃくねんかん(若年環) |
ろうじんせいおうはんへんせいしょう |
《らうじんせいわうはんへんせいしやう》 【老人性黄斑変性症】 ○[病]⇒かれいおうはんへんせいしょう(加齢黄斑変性症) |
ろうじんとこどものぽるか《らうじんとこどものぽるか》 |
【老人と子供のポルカ】 ○[楽]早川博二作詞・作曲の歌謡曲。 歌は左卜全(ヒダリ・ボクゼン)とひまわりキティーズ。 ◎1970(昭和45)発売。 |
ろうじんのひ《らうじんのひ》 |
【老人の日】 ○[古][暦]⇒けいろうのひ(敬老の日) |
ろうすい《らうすい》 |
【狼燧】 ○⇒のろし(狼煙,烽火,狼烟,狼火) |
ろうせいねい《らうせいねい》 |
【郎世寧】 ◇[中]Lang Shining ○[人]⇒[2]かすてぃりょーね(カスティリョーネ) |
ろうせき《らふせき》 |
【ロウセキ】 【ロウ石】 【蝋石】 ◇[英]agalmatolite(アガルマトライト)/pagodite(パゴダイ ト) ○(1)[鉱]脂肪状の光沢とパラフィン(石蝋)状の触感のある岩 石や鉱物の総称。 主成分は含水カリ礬土(バンド)の珪酸塩。 肌理(キメ)が細(コマ)かく緻密(チミツ)で、軟(ヤワ)らかく脆(モロ)い。 パイロフィライト(葉蝋石)・滑石(カッセキ)(talc)・凍石(トウセキ) (steatite)・蛇紋石(ジャモンセキ)(serpentine)などの類。 耐火煉瓦(レンガ)・タイルなどに使用する。 参照⇒じゃもんせき(蛇紋石) ○(2)[俗][鉱](特に)タルク・蛇紋石などから成るロウ(蝋)状 岩石の俗称。 石筆(セキヒツ)などに使用された。 ◎駄菓子屋などで売られ、子供がアスファルトの道路の上に落 書きやけんけん・石蹴りのための輪などを描くのに使用された。 |
ろうせきせん《らうせきせん》 |
【狼跡山】 ○[仏]鶏足山の別称。 ⇒けいそくせん(鶏足山) |
ろうせん |
【楼船】 ◇[中]louchuan ○(1)[歴]古代中国の、甲板(カンパン)が数層に成っている大型木 造船。特に、その軍船。 漢代以降、長江などの大河の水戦(スイセン)に使用された。 三国時代、呉の初代皇帝孫権(Sun Quan)、五楼船を建造。 宋・元代ころに消滅。 参照⇒がれー(ガレー)(1) ○(2)屋形船。 |
ろうそう《ろうさう》 |
【老荘】 ◇[中]Lao-zhuang ○[人]老子(Laozi)と荘子(Zhuangzi)の併称。 参照⇒ろうし(老子)(1),そうし(荘子)(1) |
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