ゆうせいほごほう《いうせいほごはふ》 【優生保護法】 ○[歴][法]優生学的見地から不良な子孫の出生を防止し、母体 の生命・健康を保護する目的とする法律。 優生手術・人工中絶・受胎調節の指導などを規定。 参照⇒ゆうせいがく(優生学),ゆうせいしゅじゅつ(優生手術) ◎1948(昭和23)公布。 第1条に「不良な子孫の出生を防止する」とあり、1994(平成 6)カイロ国際人口会議で優生思想に基づくこの法律が批判さ れ、改正案が1996. 9.(平成 8)母体保護法として施行される。 ◎戦前には「国民優生法」1939(昭和14)公布、1940(昭和15)施行 があった。 |