ほうき《はうき》 【箒】 【帚】 ○(1)塵(チリ)やゴミなどを掃(ハ)く掃除(ソウジ)用具。 素材別で草箒(クサボウキ)・竹箒(タケボウキ)・羽箒(ハネボウキ)・棕櫚 箒(シュロボウキ)など、用途別で柄(エ)の短い座敷箒(ザシキボウキ)など、 種々ある。 ◎「ははき(掃は木)」の転。 座敷箒 タタミ(畳)の場合はタタミの目に沿って履く。 日本の俗信では、来客があったとき、柄を下にし、上に手拭 (テヌグ)いを掛けて客から見えない廊下などに置くと客が早く帰 るという。これを見た客は部屋の掃除中に来たと思うからで、 元々おまじないではなかった。 西洋の俗信では、魔女がホウキの柄(broomstick)にまたがっ て空を飛ぶという。 ◎英語では「ブルーム(broom)」で、掃除機は「スイーパー(sweep- er)」。 参照⇒[1]すいーぱー(スイーパー) ○(2)[俗]筆の俗称。 ⇒ふで(筆) ○(3)遊里で、片端から次々に芸妓と関係する男。 ------- 【伯耆】 ◇[日]Hoki ○(1)[歴]旧国名。山陰道八ヶ国の一国。現在の鳥取県の西部。 「はくしゅう(伯州)」とも呼ぶ。 ○(2)⇒ほうきちょう(伯耆町) |