ぺがそす 【ペガソス】 ◇[希]Pegasos、[英]Pegasus ○[ギ神]翼を持つ天馬(テンバ)。 ペルセウス(Perseus)に殺されたメドゥーサ(Medusa)の肩の 切口の血から生れる。 ペイレネの泉で水を飲んでいるとき、英雄ベレロフォン(Bel- lerophon)に捕らわれてその乗馬となり、彼を助けて怪物キマ イラ(Chimaira)退治やアマゾン(Amazon)族との戦いで活躍する。 のち慢心(マンシン)した彼が天に昇ることを望んだので、彼を振り 落としてオリンポス山から天に昇って神々の馬となり、星座に なったといわれる。 ミューズ(Muse)の女神たちは、この馬で天(アマ)がけって天来 の妙想を得た。ゼウス(Zeus)のため雷霆(ライテイ)の運び手となり、 その蹄(ヒヅメ)で蹴られた地から泉が湧き出したという。 「ペガサス(Pegasus)」,「ペガスス(Pegasus)」,「天馬」とも呼ぶ。 参照⇒べれろふぉん(ベレロフォン) ◎ローマ時代には不死のシンボルでもあった。 |