せいかじ 【棲霞寺】 【栖霞寺】 ◇[中]Qixiasi ○中国東部、江蘇省(Jiangsu Sheng)南京市(Nanjing Shi)(ナンキ ンシ)の北東、摂山([中]Sheshan)(ショウザン)(棲霞山,栖霞山)の麓 (フモト)にある古刹(コサツ)。 三論宗の学者が相次いで住し、南朝三論宗の中心となる。 南北朝期の千仏巌(Qiangfoyan)、隋代の八角五層の石塔など が残る。 ◎南朝の劉宋(Liu Song)(リュウ・ソウ)の泰始年間( 465〜 471)、南 斉の高士明僧紹(Shao)(明徴君)が草庵を結び、 唐代に高宗(Gaosong)( 628〜 683)が寺を建立。 たびたび改称されたが、1392<洪武25>棲霞寺に復した。 ------- 【棲霞寺】 ○[古]京都の清涼寺の古称。 ⇒せいりょうじ(清涼寺,清凉寺) |