うぃるた 【ウィルタ】 ◇Uilta ○サハリン(樺太)を中心に居住するツングース系の少数民族。 季節的に移動しながら漁労・海獣猟や森林での狩猟を行う狩 猟民族。身長は低く、顔面がたいらで、頬骨(ホオボネ)が高い。 自称が「ウィルタ」,「ウイルタ」。 旧称はアイヌ語で「オロッコ(Oroke)」、ロシア語で「オロチョ ン(Orochon)(鄂倫春)」とも呼ばれていたが、現在は蔑称とされ ている。 ◎かつてはシベリアのオレクマ川・樺太(カラフト)の幌内(ホロナイ)川 流域および東海岸・中国北部の嫩江(ノンコウ)地方にも居住。 |