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ばいたら |
【貝多羅】 ◇[梵]pattra(木の葉) ○⇒ばいたらよう(貝多羅葉) |
ばいたらば |
【貝多羅葉】 ◇[梵]pattra(木の葉)、「葉」は意訳を重ねたもの。 ○⇒ばいたらよう(貝多羅葉) |
ばいたらよう《ばいたらえふ》 |
【貝多羅葉】 ◇[梵]pattra(木の葉)、「葉」は意訳を重ねたもの。 ○タラジュ(多羅樹)の葉。 古代インドでこの葉にキリ(錐)や針で文字を刻み、スミ(墨) をうずめて文書・手紙などとした。 初期仏教でも経文の書写に用いられ、現存する。 「ばいたらば(貝多羅葉)」,「ばいたら(貝多羅)」,「タラヨウ(多 羅葉)」,「ばいよう(貝葉)」,「ばいしょ(貝書)」とも呼ぶ。 参照⇒たらじゅ(タラジュ,多羅樹) ◎「はがき(葉書)」の語源。 |
ばいたりうむ |
【バイタリウム】 ◇[英]vitalium ○[工][医]コバルトクロム合金の一種。 コバルト60%、クロム28%、ニッケル3%、モリブデン6%、 鉄2%の合金。 耐熱合金、床義歯(ショウギシ)などに使用する。 |
ばいたる |
【バイタル】 ◇[英]vital ○(1)[形]生活の、生体の、生命の。 ○(2)[形]生命にかかわる、生命維持に必要な。 ○(3)[形](転じて)重要な、重大な。 ○(4)[形]活気に満ちた、生き生きした。 ○(5)[医]バイタルサインの略。 ⇒ばいたるさいん(バイタルサイン) |
ばいたるさいん |
【バイタルサイン】 ◇[英]vital sign ○[医]体温・脈拍(ミャクハク)・血圧・呼吸などの総称。 生命の兆候(チョウコウ)・生きている兆候で、生きている脳・臓 器や身体の変化を示すもの。 略称は「バイタル」。 参照⇒とーてんくろいつ(トーテンクロイツ),ぽりぐらふ(ポ リグラフ)(2),のうし(脳死) |
ばいだお |
【バイダオ】 ◇Baidao ○ソマリア南西部、バイ州(gobolka Bay)北部にある州都。 「バイダボ(Baydhabo)」とも呼ぶ。 |
ばいだぼ |
【バイダボ】 ◇Baydhabo ○⇒ばいだお(バイダオ) |
ばいだー |
【バイダー】 ◇[ベトナム語]banh da ○[食]⇒ばいちゃん(バイチャン) |
ばいちゃん |
【バイチャン】 ◇[ベトナム語]banh trang ○[食]ベトナム料理に使われる、米粉で作られたクレープ状の 乾燥した皮。 水で柔らかくして、具を包み生春巻きにする。 ベトナム南部の名称で、「バインチャン」とも呼ぶ。 北部では「バイダー(banh da)」,「バインダー」と呼ぶ。 また、「ライスペーパー(rice paper)」とも呼ぶ。 参照⇒ばいざい(バイザイ),ばいこむ(バイコム) ◎生春巻き:⇒ごいくん(ゴイクン) 揚げ春巻き:⇒ねむざん(ネムザン) 南インド料理:⇒どさ(ドサ) |
ばいちゅん |
【バイチュン】 ◇[ベトナム語]banh chung ○[食]ベトナム北部のテト(teto)(旧正月)料理の一つ、バナナ の葉で包んだ四角いチマキ(粽)。 「バインチュン」とも呼ぶ。 ◎南部:⇒ばいてっと(バイテット) |
ばいてっと |
【バイテット】 ◇[ベトナム語]banh tet ○[食]ベトナム南部のテト(teto)(旧正月)料理の一つ、バナナ の葉で包んだ円筒形のチマキ(粽)。 「バインテット」とも呼ぶ。 ◎北部:⇒ばいちゅん(バイチュン) |
ばいで |
【バイデ】 ◇[独]Weide(ヴァイデ) ○[植](ドイツ語で)ヤナギ(柳)。 ⇒やなぎ(ヤナギ,柳,楊柳) |
ばいとましん |
【バイト・マシン】 ◇[英]byte machine ○(1)[計]メモリのアドレス(番地)をバイト単位に割り当てて いるコンピュータ。 通常、メモリ・アクセスは1バイト・2バイト・4バイト・ 8バイトとその倍数で行われる。 インテル系のMPUでは複数バイトでも奇数アドレスからア クセスできるが、データの転送効率は悪くなる。 参照⇒わーどばうんだり(ワード・バウンダリ),びっぐえん でぃあん(ビッグ・エンディアン),りとるえんでぃあん(リトル ・エンディアン),わーどましん(ワード・マシン) ○(2)[俗][計]主たるレジスターが1バイト(8ビット)のマイ クロ・コンピュータの誤称。 倍精度(16ビット)の演算レジスタなどを持つものも含む。 |
ばいどあ |
【バイドア】 ◇Baidoa ○ソマリア南西部、バイ州(gobolka Bay)北部にある州都。 北緯3.12°、東経43.65°の地。 人口は推定で80万人以上。 |
ばいどく |
【梅毒】 【黴毒】 ◇[英]syphilis ○[病]性病の一つ。トレポネーマ・パリダム(Treponema pal- lidum)(スピロヘータ・パリダという螺旋菌)の感染によって起 こる慢性感染性疾患(伝染病)。 感染経路は、ほとんどが性行為による患者の陰部・口腔粘膜 からで、まれに患者の分泌物・血液などに直接触れることよっ て感染する場合もある。また、梅毒に感染した妊婦から生れた 子供が先天性の梅毒患者となることもある。 梅毒に感染しているとワッセルマン反応が陽性になる。 感染後の発病は患者の個人差と感染後の期間によりさまざま な病状が現れ、俗に「三週三ヶ月三年」と言われるが、4期に大 別されている。 第一期(約1〜3週間後)は病菌侵入部に初期硬結(しこり)を、 次いで無痛性横痃(ヨコネ)を生じる。痛み・かゆみを伴わないた め放置しがちで、局部は自然に治癒するが菌は全身に広がり、 種々の部位に発症する。 第二期(約2〜3ヶ月後)は全身に菌が分布して全身、主に顔 や胴体に紅斑の発疹が現れる。バラ色のためにバラ疹とも呼ば れる。首や肘、脇の下など、表皮に近い部分のリンパ腺が痛む。 発熱・倦怠感・頭痛などがおき、部分的に毛が抜ける。しかし、 免疫ができるために数週間で症状は消えるが、3〜6ヶ月後に また再発することが多い。皮膚が部分的に白くなる。 第三期(約3年後)は皮膚・内臓・筋肉・骨などにゴム腫を生 じる。 第四期(約10年後)は麻痺性痴呆症・脊髄癆(セキズイロウ)などが おこり、神経系が侵され、痴呆・無気力・言語障害・けいれん ・視覚障害などが発生する。 患者が妊娠した場合、先天梅毒死産・流産が多発する。 また、粘膜の異常により鼻炎が長く続く。視力障害・まひ・ 知能障害や骨膜炎・関節炎・骨格、永久歯の奇形も発生する。 しかし、まったく症状の出ない場合もある。 「シフィリス」,「ジフィリス([独]Syphilis)」,「かさ(瘡)」,「瘡 毒(ソウドク)」,「唐瘡(トウガサ)」,「六百六号(ロッピャクロクゴウ)」,「ルーエ ス([英]lues)」とも呼ぶ。 遊女が罹(カカ)った梅毒は「鳥屋(トヤ)」とも呼ぶ。 参照⇒とや(鳥屋,塒)(3),かったいのかさうらみ(癩の瘡うら み) ◎コロンブスのアメリカ発見、シャルル八世のナポリ攻撃 (1494〜1495)以来欧州から世界に拡がった。 ◎梅毒は15世紀、琉球・長崎・境などの貿易港から日本に上陸 した。1512(永正 9)すでに日本での記載が残っている。 江戸時代の治療は山帰来(サンキライ)という漢方薬の投薬のみで 効果はあまりなく、笠森(瘡守)稲荷信仰などが行われていた。 1725(享保10)中国から水銀治療が伝わったが匙加減(サジカゲン) が難しく、1775(安永 4)オランダ医師ツンベルク(Carl Peter Thunberg)が水銀治療の指導を行い、ようやく水銀による治療 法が始まった。 1929(昭和 4)ペニシリンが発見され、完治が可能となった。 ◎検査法:⇒[2]えふてぃーえー(FTA) ◎人体実験:⇒たすきぎー(タスキギー)(2) 水銀治療:参照⇒えんかだいいちすいぎん(塩化第一水銀,塩 化第1水銀) ◎語源:梅毒の発疹が楊梅(ヤマモモ)の実に似ていることからこの 字が当てられたとされる。 ◎イギリスでは"French Disease","Cupid's Disease", "pox", "great pox","lues"とも呼ぶ。 フランスでは"maladie anglaise([英]English disease)"と 呼ぶ。 |
ばいどくとれぽねーま |
【梅毒トレポネーマ】 ◇[学]Treponema pallidum ○[病]梅毒の病原菌。 「トレポネーマ・パリダム」,「トレポネーマ・パリズム」とも 呼ぶ。 参照⇒ばいどく(梅毒,黴毒) |
ばいな |
【バイナ】 ◇[露]voina ○(ロシア語で)戦争。 ◎ロシア文字では"война"。 |
ばいなはてん |
【バイナハテン】 ◇[独]Weihnachten(ヴァイナハテン) ○[宗]キリストの降誕祭(クリスマス)。 ⇒くりすます(クリスマス) ◎フローエ・バイナハテン(Frohe Weihnachten!):メリー・ク リスマス。 |
ばいなり |
【バイナリ】 ◇[英]binary ○(1)[形][数]二進法の、二進数の。 ○(2)[数][計]二進法・二進数。 ⇒にしんほう(二進法,2進法) |
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