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さいころ |
【賽子】 【骰子】 ○正立方体の各面に一つから六つまでの点が打ってあり、遊び や博打(バクチ)などに使う具。 「さい(賽,采,骰子)」,「ダイス([英]dice)」とも呼ぶ。 ◎骰子(サイ)は投げられた:⇒るびこん(ルビコン) 浄土双六の骰子:⇒じょうどすごろく(浄土双六) 神はサイコロを振らない:参照⇒あいんしゅたいん(アイン シュタイン) |
さいこん |
【再建】 ○神社・仏閣などを再び建立(コンリュウ)すること。 「さいけん(再建)」とも読む。 参照⇒さいけん(再建) ------- 【再婚】 ○配偶者と死別または離婚した人が、再び結婚すること。 三度目以上についても使用する。 参照⇒たいこんきかん(待婚期間),てれごにー(テレゴニー) ◎「去(イ)にあとにゆくとも、死にあとにゆくな」 |
さいこんたん |
【菜根譚】 ◇[中]Caigen Tan ○[哲]中国明末の儒者洪応明(Hong Yingming)(コウ・オウメイ)の著書。 二巻、約三六十条。 儒教思想を中心に、仏教・道教思想を加味した人生訓・処世 訓。前巻には仕官・保身について、後巻には致仕(チシ)(退官)後 の閑居の楽しみを説く。 参照⇒こうおうめい(洪応明) ◎万暦年間(1573〜1619)ころに成立。 日本へは江戸時代に伝来し、1822(文政 5)出版されて広く愛 読されている。 |
さいごう《さいがう》 |
【西郷】 ◇[日]Saigo ○(1)⇒さいごうそん(西郷村)。 ○(2)[古]⇒さいごうちょう(西郷町)。 |
さいごうかいかん《さいがうくわいくわん》 |
【西郷会館】 ○[古]上野百貨店の通称。 ⇒うえのひゃっかてん(上野百貨店) |
さいごうぐさ《さいがうぐさ》 |
【サイゴウグサ】 【西郷草】 ○[植]ヒメムカシヨモギの別称。 ⇒ひめむかしよもぎ(ヒメムカシヨモギ,姫昔蓬,姫昔艾) |
さいごうさつ《さいがうさつ》 |
【西郷札】 ○[歴]西南戦争に際して西郷隆盛(タカモリ)の薩摩軍が軍費調達の ため製造・発行した紙幣。 十円・五円・一円・五十銭・二十銭・十銭の6種。 ◎紙を芯にして寒冷紗(カンレイシャ)2枚で挟んだもの。 |
さいごうそん《さいがうそん》 |
【西郷村】 ◇[日]Saigo Son ○宮崎県北部、東臼杵郡(ヒガシウスキグン)の村。 ◎同じ郡に東郷町(トウゴウチョウ)・南郷村(ナンゴウソン)・北郷村(キタゴ ウソン)がある。 |
さいごうたかもりぞう《さいがうたかもりざう》 |
【西郷隆盛像】 ○東京都台東区の上野公園にある銅像。 高村光雲の作で、1898.12.(明治31)建立。犬は後藤貞行の作。 ◎この時の除幕式が「除幕式」の言葉の初めという。 ◎犬は薩摩犬で、名前はツン。 |
さいごうちょう《さいがうちやう》 |
【西郷町】 ◇[日]Saigo Cho ○[古]島根県隠岐郡(オキグン)にあった町。 隠岐島(オキノシマ)で最も大きな町。 ◎2004.10. 1(平成16)西郷町・布施村(フセムラ)・五箇村(ゴカムラ) ・都万村(ツマムラ)が合併して隠岐の島町(オキノシマチョウ)を発足。 |
さいごくさんじゅうさんしょ《さいごくさんじふさんしよ》 |
【西国三十三所】 ○西国で、観音像を安置した33の寺院(観音霊場)。 「西国三十三札所」とも、単に「三十三所」とも呼ぶ。 参照⇒にほんひゃくばんかんのん(日本百番観音) ◎ 〈和歌山県〉 < 1>青岸渡寺:⇒せいがんとじ(青岸渡寺) < 2>紀三井寺(金剛宝寺):⇒きみいでら(紀三井寺)(1) < 3>粉河寺:⇒こかわでら(粉河寺) 〈大阪府〉 < 4>施福寺(槙尾寺)。 < 5>葛(藤)井寺(剛琳寺)。 〈奈良県〉 < 6>壺坂寺(南法華寺):⇒つぼさかでら(壺阪寺) < 7>岡寺(竜蓋寺)。 < 8>長谷寺(初瀬寺):⇒はせでら(長谷寺)(1) < 9>興福寺南円堂。 〈京都府〉 <10>三室戸寺。 <11>上醍醐寺:⇒だいごじ(醍醐寺) 〈滋賀県〉 <12>正法寺(岩間寺)。 <13>石山寺:⇒いしやまでら(石山寺) <14>三井寺(園城寺)。 〈京都府〉 <15>観音寺(今熊野)。 <16>清水寺:⇒きよみずでら(清水寺) <17>六波羅蜜寺。 <18>頂法寺(六角堂)。 <19>行願寺(革堂)。 <20>善峰寺。 <21>穴太寺。 〈大阪府〉 <22>総持寺。 <23>勝尾寺。 〈兵庫県〉 <24>中山寺。 <25>清水寺。 <26>一乗寺。 <27>円教寺:⇒えんきょうじ(円教寺)(1) 〈京都府〉 <28>成相寺。 <29>松尾寺:⇒まつおでら(松尾寺)(2) 〈滋賀県〉 <30>宝厳寺。 <31>長命寺。 <32>観音正寺。 〈岐阜県〉 <33>華厳寺。 ◎広域なため巡礼が困難として、のちに京都周辺の洛陽三十三 所観音巡礼が作られた。 |
さいごくさんじゅうさんふだしょ《さいごくさんじふさんふだしよ》 |
【西国三十三札所】 ○⇒さいごくさんじゅうさんしょ(西国三十三所) |
さいごけしゅう《さいごけしう》 |
【西牛貨洲】 ◇[梵]Apara-godaniya ○[仏]四大洲(シダイシュウ)の一つ。 参照⇒しだいしゅう(四大洲) |
さいごっぺ |
【最後っ屁】 ○⇒いたちのさいごっぺ(イタチの最後っ屁,鼬の最後っ屁) |
さいごのきし |
【最後の騎士】 ◇[英]the Last Knight ○[俗][人]⇒[1]まくしみりあんいっせい(マクシミリアン一世, マクシミリアン1世) |
さいごべ |
【最後屁】 ○⇒いたちのさいごっぺ(イタチの最後っ屁,鼬の最後っ屁) |
さいごん |
【サイゴン】 【西貢】 【塞昆】 ◇Saigon ○[古]ホーチミン市(Ho Chi Minh City)の旧称。 ⇒ほーちみん(ホーチミン) ◎もと南ベトナムの首都(1954〜1976)。 |
さいしゅ |
【歳首】 ○年の始め。年頭(ネントウ)。 参照⇒さいちゅう(歳中)(1),さいまつ(歳末) |
さいしゅう《さいしう》 |
【西収】 ○⇒せいしゅう(西収) |
さいしゅうとう《さいしうたう》 |
【済州島】 ◇[朝]Chejudo ○[地]朝鮮半島の南西方の沖合にある火山島。 中央に漢拏山(カンナサン,ハンナサン)(1,950メートル)がそびえる。 韓国領で、周辺の島とともに済州道を成し、道庁所在地は済 州市。 海女(アマ)漁業で知られ、また付近海域はアジ・サバの好漁場。 「チェジュ島(ドウ)」,「チェジュド(済州島)」とも呼ぶ。 参照⇒いすんまんらいん(李承晩ライン) 〈面積〉 1,840平方キロメートル。朝鮮最大の島。 〈人口〉 1966(昭和41)33万6,000人。 ◎古称は「耽羅(タンラ)」。 古くから三多(多風・多石・多女)の地として知られる。 ◎2004. 2. 6(平成16)韓国文化財庁、南済州郡の海岸で約5万 年前のヒトの足跡の化石が発見されたと発表。 |
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