がびある |
【ガビアル】 ◇[英]gavial、[学]Gavialis gangeticus ○[爬]ワニ目(Crocodilia)ガビアル科(Gavialidae)の爬虫類。 この一種で一科一属一種。 インド・パキスタンのインダス川・ガンジス川、ミャンマー のイラワジ川などの流域に分布。 全長6〜7メートルで、ワニ目中最大。背面は暗緑色で、腹 面は淡い。吻(フン)は、鼻骨で隔(ヘダ)てられずに左右の上顎骨 が互いに接して非常に細く、先端は八角形で、幅は5〜6セン チメートル、長さは基幅の3.5〜6倍。淡水に棲(ス)み、水中で 吻を横なぎにして魚類などを捕食する。 「インドワニ」,「インドガビアル」,「ガンジスワニ」とも呼ぶ。 参照⇒わに(ワニ,鰐)(1) ◎皮革用に密猟され、生息数が激減している。 ヒンズー教徒は神聖視・崇拝している。 ◎マレーガビアルはクロコダイル科(Crocodylidae)カビアルモ ドキ属(Tomistoma)で別種。 |