インバーターはなるべく使わない

最終更新日 2016.10.5

インバーターはDC12VからAC100VとかAC220Vに変換しますが、できるならなるべくAC(交流)を経由しないでDC(直流)のまま使ったほうがいいです。
ACに変換してAC機器を使うと電力消費量が大きくバッテリーの駆動時間が短くなるからです。
照明もAC用の照明ではなく12V用のLED照明を使ったほうがいいです。
または12V用でないDCのLED照明を抵抗、電流制限ダイオード、DC-DCコンバーターのいずれかを使って12Vで使えるようにする方法もあります。
12Vバッテリーで交流を経由しないでノートパソコンを使うDC-DC変換のアダプタも市販されています。
12V機器を買ったり、12V対応にするために部品を買ったりしていては金がかかるのでコスト対効果で判断したらいいと思います。
またインバーターを使わない方法はコネクタやワニぐちクリップの用意と配線、DC-DC変換が必要となることがあるので手を出しにくいかも知れません。
12V用機器であってもバッテリーに接続するケーブルがなければ多少の工作は必要になります。
シガレットライターのソケットに挿し込んで使うタイプのものは、シガレットライターソケットのメスにワニぐちクリップが付いているアダプタを買えば工作は要りません。
インバーターは今まで使っている機器を(対応電力の範囲内で)そのまま使えるという利点があるので欠点ばかりではありません。

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