のうぎょうきょうどうくみあい《のうげふけふどうくみあひ》 【農業協同組合】 ○[農][経]農業協同組合法に基づき、農業会を廃止して設立さ れた農民の協同組合。 農民を正組合員とし、生産技術や加工・販売・購買、信用 (資金の貸し出し・貯金の受け入れ)、共同施設・福利厚生施設 の運営など諸事業を行う。 略称は「農業組合」,「農協(ノウキョウ)」。 ◎1943. 3.11(昭和18)農業団体法が公布され、農会が農業会に 改組。 1945.12.22(昭和20)農業団体法改正が公布され、全国農業会 令は廃止。 1947.11.19(昭和22)農業協同組合法・農業団体整理法が公布 され、農業団体法は廃止。 1954.11.15(昭和29)全国農業協同組合中央会が設立。 1972. 3.30(昭和47)全国購買農業協同組合連合会と全国販売 農業協同組合連合会を合併し、全国農業協同組合連合会(全農) を設立。 参照⇒ぜんのう(全農) ◎昭和後期、農業協同組合が研修を名目とした海外旅行を企画 し、多数の組合員が参加して、一時期海外の辞書に"Nokyo(農 協)"の単語が登録されることもあった。 |