かあつすいがたけいすいろ 【加圧水型軽水炉】 ◇[英]pressurized water reactor ○[原]減速・冷却材として軽水を使う軽水炉の炉型の一方式。 原子炉圧力容器内を約160気圧に加圧し、一次冷却水の沸騰 をおさえて蒸気発生器に導(ミチビ)き、二次冷却水を蒸気に変え て発電タービンを回すもの。 冷却水を一次・二次に分けるため、冷却システムは複雑にな るが、冷却水による放射能汚染の危険性を低くできる。 略称は「PWR」。 「加圧水型原子炉」とも呼ぶ。 参照⇒けいすいろ(軽水炉) ◎欧州加圧水型原子炉:EPR(European Power Reactor)。 ◎原子力潜水艦用に開発された技術。 1957(昭和32)ウェスチングハウス(Westinghouse Electric Company)が世界で初めて商業化。 |