無料のC++ Builder Starterの制限

Starter Editionは、Windowsの32ビット版しかありません。
GUIライブラリはVCLとFireMonkey(FMX)の二つ使えます。
Windows 64ビットのバイナリを出力するコンパイラは上位エディションにはありますが、Windowsでは普通は64ビットOSを使う場合も32ビットのプログラムを作って配布するのでWindows版の64ビットのコンパイラは必要ないと思います。
C++ Builderの上位エディションで可能なMac OS X、iPhone、iPad、Androidの開発はStarter Editionではできません。
(Professionalではモバイル開発はオプション)
では、Windowsの32ビットの開発ならStarter Editionでも制限ないのかというと、残念なことにありました。
まず、VCLでTWebBrowserというコンボーネントが使えません。
(FireMonkey(FMX)では使えますがVCLの物とは仕様が違います。)
そしてデバッグ時にブレークポイントで任意のソースの行でプログラムの実行を一時停止できますが、ソースの変数にマウスカーソルを当てても、その変数の内容をStarterEditionでは表示してくれず無反応です。
今見つかった問題はこのぐらいかな。
まだ出て来るかも知れません。
あとはStarter Editionにはライセンス上の制限があり個人または五人以内の企業/組織でStarterによって開発したアプリケーションに関連する収益が、1,000 USドルを越えないという条件に入る場合のみ使えます。

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