Raspberry Pi 3のパソコンとしてのハードウェア

メモリが足りずメインパソコンとしては使い物にならない感じです。
ROCK64という別会社の互換機種に期待。
メインパソコン故障時用に事前に容易しておく予備パソコンにはなると思います。(要専門知識)
購入に時間がかかることとSDカードを焼いたりOSの設定をしたり組み立てたりと長い前準備が必要なので故障してから買う用途には向いていません。
メインストレージがハードディスクの場合のハードウェアの感想です。
CPU、GPUは速い?
速い、使えると思っていましたが、
明らかに遅いと感じる時が多々あります。
違和感なく使える時もあります。
ウェブブラウザのウィンドウを5個とか10個とか開くと反応が鈍くなることがよくあります。
ウェブブラウザがフリーズしたらもうウェブブラウザを強制終了させるしかないようです。
これはCPUではなくメモリ容量の問題だと思う。
ウェブブラウザで画像のスクロールが遅れる時があります。
高画質とか高解像度の動画再生に耐えられないようです
動画を再生できず音声だけなったり、カクカク再生したり、
しまいには熱暴走?か何か知らないけどフリーズします。
ChromiumでFlashサイトのアメーバピグをするとアバターの動きがスローモーションになったりします。

メモリが足りない。メモリ2GB欲しい
今の普通のパソコンと比べRaspberry Pi 3の1GBというメモリ容量はかなり少なくメモリスワップしまくっています。
(今の普通のパソコンは4GB~8GBぐらいかな。それ以上に増設できる機種もある。)
メモリスワップがかかると体感的にも遅くなります。
Linuxでは1GBもあれば余裕だと思っていましたがそうでなかったことが意外でした。
パソコンとして使うなら2GBまたはそれ以上が欲しいところです。
イメージ焼いた直後の状態のメモリスワップ容量では使っていると反応が極端に鈍くなったりフリーズします。
(NOOBSでインストールした場合のことは知りません。)
メモリスワップ容量を減らしたり使わない設定では逆効果でした。
メモリスワップ容量を1GBぐらいの10倍に増やすと頻繁にフリーズすることはなくなりました。

内蔵wi-fi
ケースに入れたい人、特に金属ケースに入れたい人には内蔵wi-fiの存在は、ありがた迷惑かも知れません。
ケースに入れると感度は落ちます。(アクリルケースならそうでもないのかな?)
アンテナ端子がないためにアンテナを外付けすることはできません。
USBのwi-fiを外付けして内蔵wi-fiを無効に設定したほうがいいかも知れません。
内蔵wi-fiは日本の工場で作られたもの以外は日本で使うと日本の電波法に抵触するようです。
日本製は技適の認証得ていて大丈夫だと思います。
どちらにしろ捕まることはほぼありえないと思いますが。
個人的な話ですが私は日本に住んでいないので日本の法律は関係ありません。

ハードディスクの増設
SATAをサポートしていないのが大きな欠点になります。
USB 2.0経由でハードディスクをつけるしか方法がありません。
USB 2.0経由だと体感できるかどうかは別として理論上SATAやUSB 3.0より遅くなりわざわざ遅くなることが分かっているコンピューターを好んで使いたくはないものです。
SATAがだめならせめてUSB 3.0をサポートして欲しいところです。
USBケーブルでメインストレージとしてのハードディスクを外付けするのは使い勝手が悪いだけでなくUSBからの供給電力が小さいという問題の解決が難しく(一応設定で倍にできてもそれでも小さい)、ACアダプターを付けられるUSBハブを使うことで確実に解決できるとは思いますが二つも電源供給が必要になり使い勝手がさらに悪くなります。
電源容量問題を解決しケーブル経由の外付けではない方法でハードディスクを取り付ける方法としてX820というUSB-SATA変換のRaspberry Pi 2と3用の基盤を使いました。
Raspberry Pi 3をパソコンとして使うならX820は必須だと(個人的には)思います。
基盤むきだしのままで使うのならX820で問題ないのですがX820を取り付けると大きくなってしまうので普通のRaspberry Pi 3用のケースは使えなくなります。
X820用の金属ケースも売っていて買ったのですがイヤホンジャックには対応していないし内蔵のwi-fiの感度も悪くなるという問題が出て今は使えていない状態です。
ケースなしで使いつづけるのもいいかも知れませんがいずれはイヤホンジャック延長の改造と外付けUSBwi-fi使用でケースを使いたいと思っています。

電源供給
ハードディスクの増設の記事とかぶる部分があります。
マイクロUSB端子で電源供給する設計なので無理がでています。
ちゃんと電源端子を付けて欲しかったです。
マイクロUSB端子の細い線では大電力を供給できません。
そのため、USB端子から外部機器へ供給できる電力もパソコンと比べると少ないです。
設定で倍に変更しても少ないです。
マイクロUSB端子からRaspberry Pi 3へ電源供給するのではなくGPIOの5V,GNDピンからRaspberry Pi 3へ電力供給したほうがいいと思います。
前述のX820ではそうしています。
GPIOのピンを使うと他のRTCなどの増設機器と衝突する難点がありその場合は多少の改造が必要になります。

ディスプレイの接続
端子はHDMIのみ。
HDMI以外のディスプレイに接続するには変換コネクタが必要で金が少しかかります。
HDMIディスプレイに接続してからRaspberry Pi 3の電源を入れるとディスプレイが認識されて表示されますが、
Raspberry Pi 3の電源を入れた後にHDMIディスプレイに接続してディスプレイが認識されずに何も表示されません。
と思っていたのですが、さっきやってみたとこ電源投入後にHDMIディスプレイに接続して表示されました。
そのためには少なくとも/boot/config.txt に、hdmi_force_hotplug=1が行頭から始まっている行があることが必要です。(行頭が#ならコメントなので#を消す)
ただこれをするとコンポジット(CVBS)接続はできなくなる。
この行をいじって電源投入後のHDMI接続ができるようになったのではなく多分最初からこうなっていたような気がしますがはっきりしません。
少なくとも電源投入後にHDMI接続しても映らない場合があるのは事実です。

内蔵の時計機能(RTC)の増設
常にインターネットに接続されている環境であればネットから時刻を取得するためにRTCはなくても困りません。
ネット接続が切れた時も正しい時刻を取得したいならRTCが必要です。
RTCが標準でついていないというのはRaspberry Piを使う気になれないひとつの理由になると思います。
Raspberry Pi 3にはRTCは付いていないので使いたいなら増設することになります。
市販のRTCを買ったのですが、普通のヒートシンクとぶつかる位置に取り付けることになり、もしぶつかるならヒートシンクを使わないか薄型のヒートシンクに変えるかRTCの位置を延長して変えるかになります。
私は薄型の銅製ヒートシンクを買ったのでぎりぎり取り付けられましたが高熱のヒートシンクすれすれ(2mmとか3mm)にリチウムボタン電池があるというまずい状態にあります。
多分リチウムボタン電池は取扱い注意として加熱してはいけなくて加熱すれば液漏れ、破裂、発熱、発火の原因になるはずだが、市販のRTCは電池をRaspberry Piのチップの熱で加熱する仕様になっている。
そのまま使うなら自己責任で。
またUSB-SATA変換基盤のX820からRaspberry Pi 3への電源供給する場所とRTCを取り付ける場所がかぶってしまうのでX820と併用するなら多少の改造が必要になります。
(一番簡単な方法はX820側から出たメスの2ピン電源供給コネクタから線を金属端子ごと引っ張って抜き取り、それをRTCの5+とGNDのピンに挿してテープか収縮チューブで絶縁すればいい)
ハード的にRTCを取り付けられてもそのままRTCが有効になるわけではなく設定が必要です。
その設定を調べたり実行するのはちょっと面倒です。
私はRTCを使っていますけども使えるようにするまでが面倒なのであまりおすすめはしないです。
暇人は挑戦しましょう。

電源の入り切り
電源スイッチ、リセットスイッチはRaspberry Pi 3にはありません。
電源スイッチを付けても切った時に自動的にシャットダウンするような機能を付けることはできません。(少なくとも普通の方法では)
また、シャットダウンした時に自動的に電源を切ることもできません。
諦めるしか方法がありません。
X820とX820用金属ケースを買うと電源スイッチもついてきます。

CPUの仮想化機能
Raspberry Pi 3のCPUには仮想化機能がありません。
パソコンでもPentium、Celeron、Atomなどの廉価版のCPUでは仮想化機能はありません。
Core iシリーズやAMDの最近のCPUは仮想化機能があります。
Raspberry Pi 3ではメモリが少なく仮想化機能もないので別のOSを仮想化環境で動かすことが難しいです。
それでも大昔のパソコンや大昔のゲーム機のエミュレートはできるらしいです。
仮想化機能が欲しいならそれに対応した普通のパソコンを使うしかないようです。